写真を撮るという行為のストレス
私は、滅多に写真を撮りません。
大型のカメラも持っていないし、デジカメもなし。
iPhoneだけですが、それで特に困った事もないので良しとしています。
ですが、最近散歩に行ったり、時間が緩やかに過ぎていくので
出先で写真撮ったりする事も増えました。
これは、こないだ散歩した時に見つけた小さな森。
実際は、公園の中に神社がありました。
写真撮影は、趣味にしている方も多いメジャーな趣味となりましたね。
アマチュアでもフルサイズのカメラをお持ちだったり、
かなり素敵な写真をお撮りになるのに
よくよく聞いたらプロじゃない…という方はよくお見掛けします。
一昔前は、マニアックなジャンルだったのに…
(今も一部はそうかな)
私は実は、もともとカメラマンとして仕事していました。
Cannonが好きでした。
私は「フォトグラファー」ではなく雇われカメラマンだったので
自分の撮りたいものというアプローチで撮影は出来ず、
基本的にはお客さんありき。
営業写真とは総じてそういうものなのですが、
私が勤めていた写真館は特に
「個性などいらぬ!」という方針の会社だったので
なかなかプレッシャーもありました。
私は、写真の技術がついてこなかった事もあり、
最終的には、写真に関する仕事は辞めてしまいました。
後悔はしていませんが、
今でも写真を撮っていたらどうだったかな~と思う事はあります。
結局、「写真を撮る」事が好きではなくなってしまったというか。
なので、以前は携帯でもたくさん写真は撮っていたのに、
今ではほとんど撮らなくなったんだと思います。
こうしたい、ああしたい、こんな風に撮りたい、みたいな
欲ばっかり出てきて、出来ない事がストレスだったから。
今でも、普段の生活で写真を撮る事は滅多にありませんが
久しぶりにゆっくり時間がある中で、散歩して、のんびりして、
ふと自然と写真が撮りたくなった、珍しい瞬間が最近あるなあと思います。
終わりが見えない自粛生活ですが、
こうやって楽しみや変化を見つけてみると
少し前向きになれる様な気もします。
今週のお題「カメラロールから1枚」