The Time of My Life

The Time of My Life

今日もええ日になります様に!

プーと大人になった僕

Christopher Robin
2018年 アメリ
監督:マーク・フォースター
出演:ユアン・マクレガーヘイリー・アトウェル、ブロンテ・カーマイケル、他

 

eiga.com

 

ほとんど見るつもりなかったんですが、

WOWOWで放送しているのをながら見していたら

思ったより集中して見てしまいました。

 

いわゆる私たちが知っている絵本の「くまのプーさん」の話ではなく

プーを始めとする森の仲間達と別れた

クリストファー・ロビンにフォーカスが当てられています。 

 

大人になり、あくせく働いているクリストファー・ロビン

ひょんな事からプーと再会し、

他の仲間達との時間を過ごした事で

人生の大事な事を思い出す…というのがざっくりとしたプロット。

 

クリストファー・ロビンは、ユアン・マクレガー

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イライラした、現状に不満あり!という雰囲気の父親役でした。

 

最初は、子どもの頃のペースから変わらないプーにイラついているんですが

色々と思い出した様で、朗らかな気持ちで頑張ろうとします。

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奥さんや子どもとも関係が良好になり、

最後はみんなで仲良く過ごしていましたよ。

 

この映画で語らなくてはならないエピソードといえば、

「何もしないをする」というかなり高度な人生哲学。

いや、これプーさんが言うからなんかほっこり聞こえますけど、

かなり難しいのでは…

また、こんなセリフも出てきます。

Doing nothing often leads to the very best kind of something.

(「何もしない」は最高の何かに繋がるよ)

映画のメインテーマにもなる言葉です。

 

こんな事、余裕がない時に言われたら

めっちゃイラっとするか、ボロボロ泣いちゃうかどっちかですよ。

 

ここでいう「何もしない」っていうのは

物理的にボーッとするとかっていう意味ではなく、

「自分が何を思っているか、ちゃんと理解する」

っていう事なのかなーと解釈しています。

何もしないでいれば、自分自身を見つめる事もできるから。

 

現代社会の人間には、なかなか難しいですが

こういう心持ちでいると、日々が平和なのかもしれないなあ。

 

気持ちに余裕を持って、穏やかに過ごして行きたいもんです。

 

プーと大人になった僕 (字幕版)