「BEASTARS」を読みました
最近読んで、どハマりした漫画「BEASTARS」。
獣人ものか〜…と思って、最初知った時は全然読んでいなかったのですが
最近になって既刊全部購入して、一気に読んでしまいました。
漫画はもっぱらKindleを使っています。
巻数が多くなりがちな漫画は特に助かっています。
肉食獣と草食獣が共に生活しているという世界の中で、
全寮制の学校で食殺事件が起こるところから物語は始まります。
表向きは共存していても、どうしても肉食と草食の溝はあって、
そんな中で思い悩むハイイロオオカミの主人公と、
ウサギの女の子、そしてカリスマ的存在のシカの先輩、などなど
個性的で魅力的なキャラクターが織りなす群像劇。
何がすごいって、登場人物はあくまでも動物なのに
それぞれのストーリーやエピソードが、
私たち人間の世界観にも通じるものばかりという事。
人種差別や、人との関わり合いの部分につながってくる話だと思っています。
あとは、設定がかなり細かくて、
本当に実在していると思える描き方が魅力的です。
食堂のテーブルや、トイレの大きさなど
「小動物用」「大型肉食獣」などとちゃんと分けられていたり…
行き当たりばったりじゃなくて、
本当にちゃんと設定を練って描かれているんだなあと思います。
「物語のキャラクター」じゃなくて、
「こういう人生を送っている、高校生のオオカミ」という人生を
いち個人として描いている。
それが主人公に限らず、
どんなに脇役のキャラクターでも同じ様に描かれている様に感じました。
まだまだストーリーは続いているので、先がどうなるのか楽しみです。
また追っかける漫画が増えてしまった〜!
つい先日、15巻が出ましたね。
描写も丁寧で、かつカメラワークが映画っぽい、独特の表現をされています。
ぜひ読んでみてほしい。
10月からアニメも始まったそうです。
NETFLIX、契約しようかな…