【観劇】ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」を観てきました。
オフブロードウェイ→映画→日本でも舞台化という流れ。
とても長く愛されている作品です。
主人公のヘドウィグ役は、日本版初演は三上博史さん、
今回はミュージカル界の貴公子、浦井健治さん!
新感線を中心に色んな作品で何度も拝見していますが、
コメディからシリアスまでなんでも出来ちゃう不思議な俳優さんです。
映画は高校時代に観ました。
ヘドウィグの心境も、ベルリンの壁崩壊のことも、ドイツ東西分裂のことも、
何一つ共感できないはずなのに泣いてしまったのを覚えています。
さて、今回。
観劇はよく行きますが、
今回の様に、シアターではなくライブハウスでの観劇というのは初めて。
そもそもZepp Nambaに行った事がないので怯えつつ…笑
チケット代も払ってるのにワンドリンク500円とは何事?と思ってたけど
こんな可愛らしいドリンクホルダー付いてた…
返却しそうになりました。笑
良いお土産が出来てちょっと嬉しい。
劇中は、「ヘドウィグ達のライブ」として進んでいきます。
浦井ヘドウィグは、なんだか可愛らしくって親しみやすい印象。
歌うとめちゃめちゃロックで、浦井さんぽくなくてビックリ!
ほんと何でも出来るな〜
ギリギリ下品な感じも、浦井さんだから許される。笑
アヴちゃん演じるイツァークは、台詞はほとんどないけど
表情や動きでちゃんと心情を表していてうまかったなあ。
歌唱力はさすが!
どんな歌い方も出来ちゃうアヴちゃん、ほんとすごい。
周りのバンドメンバーも、知らない方ばかりでしたが
かっこよかったな〜!
メイクもバッチリで、世界観に良く似合ってた。
ほんとにミュージシャンの方々なんだそうです。
演出は良かったけど、映画観てたり、歴代ヘドウィグを見てる人じゃないと
ちょっと分かりにくいのでは…?という印象でした。
トミーのラストシーンも、果たしてあれで良いのか…
浦井さんの、ヘドウィグとトミーの歌い分けは見事でしたけどね!
一瞬、「あれ?ほんとに浦井さんか?」と思ってしまうくらい。
今回、初めてのライブハウス観劇だったので
生音の凄さにビックリ。
新感線やミュージカルで生音の観劇は経験がありますが、
音の鳴り方が全然違う!
バリバリいってて、ビリビリ揺れる感じ。
こりゃ楽しいわ。
ライブハウスに行く人の気持ちがちょっぴり分かった気がする。
開演前、終演後は撮影OK、アップOKという太っ腹。
前半のリハシーンも本当は撮影OKだったんですが
いつもの癖で早々に電源オフしておりまして…
再度電源入れるのが面倒で諦めました。笑
しっかり目に焼き付けましたよ!
やっぱり「愛」といえば、ヘドウィグ。
また映画も見ようと思います。