ブリッツ
BLITZ
2011年 イギリス
監督:エリオット・レスター
出演:ジェイソン・ステイサム、パディ・コンシダイン、エイダン・ギレン、他
ブルース・ウィリスに並ぶくらい大好きなジェイソン・ステイサム。
中でも、この「ブリッツ」は特に好きな作品です。
優秀だけどついやりすぎちゃう事が多いブラント刑事と、
赴任してきたばかりのナッシュ警部が、
警官ばかり狙われる殺人事件を追う…というストーリー。
暴力刑事、ステイサム演じるトム・ブラント。
車上荒らしをしている若者をボッコボコに打ちのめしちゃう。笑
新しく赴任してきたナッシュ警部。
ゲイである事をからかわれたりもしますが、飄々としています。
警察に妙な恨みを持つ、ブリッツ。
なぜ捕まらないかね?と思うほど大胆な犯行を重ねていきます。
追っかけ、追っかけられ、ギリギリ逃げられ、など繰り返しつつ、
結局は法の盾に守られてしまうブリッツを、
ブラントとナッシュは、自らのやりかたで罰を下す訳です。
最近、耳にする事が多くなった「私刑」という言葉がしっくりくるかもしれません。
私刑が良い訳ではありませんが、
それしか選択肢がなくなった時に
本当にブラントの様に手を下せるか…と思ってしまいます。
ま、この映画はそんなシリアスに考える映画ではないんですが!
ラストはスッキリしますよ〜
ブリッツがめっちゃイヤな奴なので、
ブラント&ナッシュ、よくやってくれた!という感じ。
一歩間違えたら、ブロマンス映画にも出来ちゃうくらい
良いバディでしたね…
ブリッツも良いキャラクターでした。
罪悪感など微塵もない、自己顕示欲の高い、気持ち悪い犯罪者。
自らを「ブリッツ(電撃)」などと名付けるあたり、
カンチガイのイタイ男である事がよく分かります。
上裸に直接パーカーってのもキモくて良い!笑
でも戦闘能力は高くないので、あっさりねじ伏せられたりも。笑
ルーク・エヴァンスもちょこっと出ています。
登場シーンは少ないですが良い役。