デス・ウィッシュ
Death Wish
2018年 アメリカ
監督:イーライ・ロス
出演:ブルース・ウィリス、エリザベス・シュー、ビンセント・ドノフリオ、ディーン・ノリス、カミラ・モローネ、他
チャールズ・ブロンソン主演「狼よさらば」のリメイクです。
彼を一躍有名にした名作ではありますが、
やはり時代背景だったり諸々の部分で今みても正直乗り切れなかったり…
納得いかない部分もいくつかありますし。
今回はイーライ・ロス監督が、
そのへんもうまくまとめてくれている印象でした。
まず主人公のポール・カージーが
設計士→医者に変更になっているところ。
「狼よさらば」では、設計士である必要性がいまいち感じられなかったけど
今回は医者という事で、人の生死に対する重みも増しましたし、
怪我を自分で治療したり、(医療用ステープラー!痛そうでした)
ここを切ったら神経が…とか、医者設定を活かせていたのではと思います。
あとは、ポールがちゃんと犯人を復讐するところ。
「狼よさらば」ではあくまでも自警団止まりで、
嫁と娘はええのんですかい…?という疑問が残りがちですが
今回は、最初こそ自警団になるのか…と思わせておいて、
ちゃんと嫁と娘の復習を果たします。
やっぱり、きっかけがそこですからね。
そこはちゃんと復讐しておいてほしかったのでスッキリ。
しかし、一市民、普通のドクターがここまでバリバリ戦えますかね?笑
ブルース・ウィリスだから強くて当たり前〜と思って見ちゃいますが、
ポール・カージーはただの医者だから…笑
初めての銃撃で、手を怪我するところとかは、
珍しい描写でなかなか良かったです。
ブルース・ウィリスが銃撃でミスる描写なんてほとんどないですからね…笑
ラストシーンは、私はかなり好みでした。
復讐を終えて、平和な生活を取り戻して、
これからは平和に生きていくのかと思いきや
あれ、やっぱり?っていう。
ポスターにも使われているこのブルース・ウィリスが
強烈にかっこよかったです。
(偏った意見。笑)
ファンは相当楽しめると思います。
ブルース・ウィリスの新たな一面も見せつつ、やっぱり裏切らない強さ!
そうでない方も…
アクションや、イーライ・ロスの独特なエグい描写がお好みの方は
多分いけると思います。笑
「狼よさらば」に合わせて、こんな素敵なポスターも作られていたようです。
う〜ん!素敵!
なぜかアマプラのリンクが貼れないのですが…
ちゃんと字幕・吹替どちらもありました。