劇団☆新感線「メタルマクベス disc2」をまたWOWOWで観ました
劇場に行ったのが1年前…早いもんです。
今回のマクベス夫妻は「バカップルの逃避行」などと言われていて、
若さ炸裂の勢い全開という感じ。
disc1の「中年カップル最後の賭け」とはまた一味違った印象です。
演じる人が変わるだけで、ほぼ同じ演出でもこんなにも変わるなんて、
ほんと面白いです。
尾上松也さんは体も大きいし、迫力!
反対に大原櫻子さんは背も顔もかなり小さいので、
2人ならんだ時のギャップがたまりません。
それでいて、夫人の方が気が強いんだから、かわいいったらない。
大原櫻子さんは、地球ゴージャス「The Love Bugs」で初めて見た以来2度目。
歌は格段にうまいけど、かわいくって小動物みたいで
そつなくこなすみたいな印象だったのですが、
今回は弾けてましたねー!
歌も狂気があって良かったし、後半のクレイジーさは飛び抜けていて良かった。
松也さんもキャラメルのくだりは、やりきっていましたねえ。笑
あとは歌舞伎いじりがちょこちょこ多くて面白かった。
余談ですが、WOWOW放送は10/5に収録していた様なのですが、
私が劇場に行ったのは、千秋楽も間近の10/23。
演出や歌い方、細かいところがちょっとずつ違っていて面白かったです。
新感線は公演中にもどんどん演出を変えるっていうのは聞いた事ありましたが
ほんとなんですねえ…
それに答えて、実現させていく役者さん達はやっぱプロなんだなあ。
かっこいい。
岡本健一さんは、私は世代ではないので全くピンと来ないのですが…
ギターを弾いていたのはかっこよかった!
ただ、エクスプローラーという役は
橋本じゅんさんが演じるイメージが強くって、
(初演、disc1、disc3とじゅんさんが演じました)
どうしても比べてしまって…ごめんなさい。
じゅんさんほどのおばかっぷりがなくて残念でした。
何やっても、いけめんなのは隠せないですからね…
ハゲてたけど。笑
「王専属歌手 冠くん」に代わって歌ったのは、まさかの徳永ゆうきさん!
「Vamp Banboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜」でも
かなり良い存在感ではあったけど、
メタル歌えるの…?と思いきや、バリバリのいつもの演歌調。笑
でもそれが変なギャップで面白かった〜!
炎の報告とか、 ノッて良いのかどうなのか。笑
葬儀シーンは徳永さんの歌い方もぴったりマッチしていましたね。
冠さんが大好きではあるけど、
徳永さんという新たなパターンもとっても良かった!
劇団員チームでいうと、高田聖子さん、よし子姉さん、エマさんの
かなり濃い〜魔女3人。
しょっぱなから笑わせていただきました!
ナンプラーは似合うのはもちろん、パール王もクールで良かったです…
バリバリにかっこいいキャラクターをやってはるとこって
あんまり見ないので、とても新鮮でした。
しかし、今回WOWOWさん、編集頑張ってましたよね。笑
disc1ではそんなマルチ画面とか文字とか入れてなかったじゃないですかー!
さとっさんの時にもやってあげてよー!!!笑
やっぱり舞台は劇場で見るのが一番だけど、
鑑賞直後は「かっこよかった!!!」という印象しか残らないのですが
改めてこうやってテレビで見ると、
色々思うとこがあったり気付いたりする事があって楽しいです。
disc1とはまた違った良さがあり、とっても楽しい演目です。
劇場で未見の方も、ぜひ見てみてください♪