クワイエット・プレイス
A Quiet Place
2018年 アメリカ
監督:ジョン・クラシンスキー
出演:エミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキー、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ、他
設定からして怖そうだし、
ホラー映画は苦手なので避けていましたが…
エミリー・ブラントが好きなので、勇気を出して見てみました。
ビックリするけど怖くなかった!
謎の怪物みたいなのがやってきて、世界は滅亡状態。
音に反応する奴らから身を守る為に、
静かに暮らしている家族のお話。
最初の弟がやられちゃうシーンは結構ドキッとしましたね…
ロケット持った時点でアウトだとは思っていたけど…
その後、月日は経って
両親、長女、長男の4人で相変わらず静かに暮らしてるんですが…
母親が妊娠してるんですよねえ…
いやいや、この状況で子作りします…?
出産も子作りも厳しいじゃないですか。
(案の定、出産時になかなか緊迫した状況になる)
シリアスさに欠けるというか…
予告でも流れていた代表的なシーンではないでしょうか。
案の定えらいことになります。
がんばれ、オカン。
あとは、「音を立てない」基準が曖昧とゆうかユルユルで。
父親と息子が川に行くシーンで、
「より大きい音がなっていれば大丈夫」っていうのは理解できるんだけど、
家の中にエイリアンが入ってきた時とか、
時計の秒針より呼吸音が小さいとは思えないんですが…
その場その場で、音の基準が違うので気になるというかなんというか…
他にも色々ちょっとツッコミどころが多すぎて、
ホラー感というかドキドキ感に集中しきれなかった。
後は、父親がやられちゃうのも残念でした…
できる事なら、家族みんなで生き延びて欲しかった!
でも、娘にちゃんと「愛してる」と伝えて
子供たちを守ろうとする姿は美しかったです。
良い展開ではありました。
ラスト、母親と娘で「この勝負もらった」と言わんばかりの表情になりますが
突然アクション映画チックになって笑ってしまった。
続編やるなら、父不在ながらも家族で頑張るアクションパニック映画ですかね。笑
「クワイエット・プレイス」続編にキリアン・マーフィ : 映画ニュース - 映画.com
とか言ってたら、ほんとに続編やるんですね…
キリアン・マーフィが一家にどう絡んでくるのか…ちょっと楽しみ。
娘役の女の子は、聡明そうで可愛らしい女優さんでした。
耳が聞こえないならではのギリギリの感じとかあって、ちょっとドキドキ。
きっと、弟たちに手話を教えたのはお姉ちゃんなんだろうなあ…
息子役の男の子も、いちいち表情がかわいくって。
リアクションが良かった!
母親役のエミリー・ブラントはやっぱり素敵。
「プラダを着た悪魔」でも魅力的だったし、
「ルーパー」でも悩める優しき母が素敵でした。
今回も、子供たちを守る為に奮闘する母親役!とてもよかった!
なんというか、ものすごく好みなんですよねえ…
ほんと、大好きな女優さんです。
同じ、音を立ててはいけない系なら「ドント・ブリーズ」の方が好きだったかも…