名探偵ピカチュウ
Pokémon Detective Pikachu
2019年 アメリカ
監督：ロブ・レターマン
出演：ジャスティス・スミス、ライアン・レイノルズ、キャスリン・ニュートン、ビル・ナイ、スキ・ウォーターハウス、他
世代的には、ポケモンはど真ん中のはずなのに、
Pokemon Goまでプレイしたことなかったというまさかの私。笑
私は６４でスーパーマリオばっかりやっていました。
（親が「持ち歩きゲームはちょっと…」というタイプだった為）
なので、かなりのにわかで、ほとんど知識もなく、
どれがどのポケモンかも正直ちゃんと分かっていないのですが
それでも、さすがにピカチュウは知ってる。
そして、その可愛さから「見てみようかな…」と思いまして。
ちょうど先日テレビでやってたのでね！
あのですね、ピカチュウが強烈に可愛かった…！！！
ふわふわ、もふもふ。
ちゃんとその場にいる様になっているのがすごい。
金ロー公式がツイートしてましたが、撮影にはフィルムを使っているのも
ほんものっぽく見える理由の様ですね。
撮影🎥にはデジタルではなく、近年の作品では珍しいフィルム🎞を使用したそうです😳その理由はCGのキャラクターをデジタルで足していくより、フィルム🎞に焼き付けたほうが、リアルに見えるから❗️なのだそう🙀#金ロー#名探偵ピカチュウ#ポケモン#しわしわ顔ピカチュウ#おうちで名探偵ピカチュウ pic.twitter.com/u6WamSoT1T
— アンク＠金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) 2020年5月22日
フィルムて！
すごすぎる…
そして、CGで作ったものをフィルムに焼き付ける方が
リアルに見えるというのは知らなかった。
１つ勉強になったなあ。
また、作品の基本ベースになっているのが
４０～５０年代のフィルムノワールらしく、
それらしい色味や雰囲気、空気感が素晴らしかった。
「ポケモン」というゲームから飛び出した、
あくまでも子供に向けられたものが
ちゃんと大人も楽しい映画になっていたのは
そういうところが大きな要因なのかも。
全体的に彩度は低いけど、コントラストは強い感じも
最高に好みでした。
にわかの私でも分かるくらい愛にあふれた映画だったのも良かった。
ポケモン好きになったもん。
子供の頃からゲームで慣れ親しんだ方はたまらなかったんじゃないかな…
エンドロールも素晴らしかったですね。
（ここをカットせずに放送してくれた金ロー、ありがとう！！！）
私程度の知識しかなくても、映画を見た後にこのエンドロール出されたら
なんだかワクワクしちゃって最高でした。
しかもこのエンドロール、
制作会社の公式vimeoに公開されているというなんとも粋な計らい。
ちゃんとした日本語表記、最高でしたね。
ストーリーとしては、特筆事項はないのですが、（笑）
このエンドロールの約２分で、一気に名作になった！
終わり良ければ総て良し、ですね。笑
字幕版でも吹き替え版でも楽しい。
私はデッドプール好きからライアン・レイノルズファンになったので
ちょっと口の悪い感じのあの英語も好きですが。
かもめ食堂
Kamome Diner
2006年 日本
監督：荻上直子
出演：小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、他
学生時代に大好きだった映画。
なぜ好きだったか、正直説明ができないのですが（笑）
なんだか、この独特のゆる～い空気が好きだった様な記憶。
最近、テレビをつけてもしんどい話が多いので、
何も考えなくて良い様なゆるい映画が見たくなって。
多分、苦手な人はとことん苦手だろうなあ…という映画。
起承転結がとても曖昧で、なんとも不思議な空気が流れます。
メイン３人が本当に存在する、そういう人の様に見えてくるのも不思議。
ご都合主義で、理想しか描いていないかもしれないけれど、
こういう生き方もいいなあ、と思える優しい映画です。
ワイルド・スピード／スーパーコンボ
Fast & Furious Presents : Hobbs & Shaw
2019年 アメリカ
監督：デヴィッド・リーチ
出演：ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ、ヴァネッサ・カービー、他
はい！！！
私の好みドンピシャの映画です。
もう、製作が決まった時から「絶対好きや…」と思ってました。笑
・ハゲマッチョ好き
・アクション好き
・「ワイスピ」シリーズではホブスとショウが特に好き
となれば、嫌いな訳ないでしょう…
もうこの絵面だけでかなり満たされる…笑
しかも、M:I/フォールアウトでかなり魅力的だった
ヴァネッサ・カービーもメインキャストという事で
期待モリモリ。
オリジナルの「ワイスピ」シリーズよりも、コメディ味が強くて
軽い気持ちで見られる良いアクション映画でした。
まあ、もう「カーアクション」要素はかなり減ってたけど…笑
見てみると、やっぱり思った通り偏差値低めの映画で最高でした！
（褒めてます）
まず、大好きジェイソン・ステイサム様演じるデッカード・ショウ。
（このシーン、最高だった～！）
ああ、やっぱりかっこいい。
パリッとスーツを着こなして、スーパーカーを華麗に運転し、
パルクールの様に身軽に戦う姿は本当に美しい！
英国紳士らしく、イヤミでクールなキャラクターも素敵です。
お母さんや妹の前では結構優しいのも良い。
続いて、ロック様！
ドウェイン・ジョンソンは、サモア人らしく強烈な肉体と
意外にも愛らしい笑顔が魅力的。
戦闘スタイルも、パワーで押し切る！というスタイルが見ていて爽快。
いっかついタトゥーもかっこいい。
そして、ヴァネッサ・カービー。
前述した通り、M:I/フォールアウトから気になる女優さんではありまして。
ミステリアスなキャラクターを演じていたので
そのイメージが強かったのですが、
今回は全然違って、もっと好きになりました！
アクションもバリバリやっていて魅力的だったな～
表情もコロコロ変わって、可愛いのです。
美しいだけじゃないってのが良いですねえ。
兄のキスシーンにドン引きするハッティ、超かわいかった。
今回の敵、ブリクストンはイドリス・エルバ。
私、アベンジャーズシリーズを見ていないので、
イドリス・エルバの事は全く知らず、今回初見でして。
ピープル誌の「最もセクシーな男性」に選ばれた事もある方なのだとか。
確かにセクシー！
ちょっと軟派で軽い感じも似合っていましたねえ。
結局彼も、根っからの悪者ではないのがまた…
以降のシリーズには登場しなさそうで残念。
そしてそして！
登場シーンは少なかったですが、私が大好きな
エイザ・ゴンザレスちゃんが出ておりましたね～！！！
「ベイビー・ドライバー」でダーリンを演じていた彼女。
それ以外の映画で見た事はないのですが、
セクシーとキュートが同居した雰囲気が大好きでして。
今回もなかなかかっこいいキャラクターでした。
（ショウとのキスシーン、素敵でした…！）
メインキャストのポスタービジュアルもかっこよかったな～！
それぞれの魅力が良く見える。
噂では三部作になる予定だとか？
それが本当なら早く見たい～！！！
でも、ワイスピ本編シリーズも延期になってるし、
スピンオフ作品が先に進む事はないのかなあ…
しばらくは、これを繰り返し見る事になりそうです…笑
翔んで埼玉
2019年 日本
監督：武内英樹
出演：二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、他
は〜、笑った笑った！
中身はあっさいですが、
やっぱりこういう「オールスターキャスト大集合！」な映画に弱いです。笑
私は生まれも育ちも関西なので、埼玉や千葉や東京や…っていう
ライバル関係はいまいちわかっていませんが、
要するに、大阪と京都みたいなもんですよね？
だとすると大変愉快で面白かった…！
（埼玉県民の人も楽しんでおられるというニュースを見て安心）
ストーリーについては、特に触れる必要はないと思うので（笑）
私好みなキャストについて語らせてください。
麗しい…
この格好がコスプレにならずに、ぴったりハマっちゃうってすごいですよね。
格付けチェックをしていたり。
いやあ、素晴らしかった。
公開当時に掲載されていたインタビュー。
お二人の会話が面白いのはもちろんですが、
掲載されている写真がもう美しすぎて…！
なんですか、この艶めかしい写真は！笑
サムネイルからもう伝わってくるでしょう！！笑
もう、身悶えしました…
あとは、私が大好きな伊勢谷友介さん。
いいねえ、いいねえ！この悪い顔！
私は悪役をやっている時の伊勢谷友介さんが一番好きです。笑
この、伊勢谷友介さんがいる旗合戦のシーンは大爆笑でした。
しょーもなすぎるというか、なんというか、
その大漁旗、作ったんですか？っていう。笑
他にも、超豪華キャストが大集合でして、
「そんな使い方を…！」みたいな贅沢な登場ばかりで楽しかったです。
特に神奈川県知事の竹中直人さん。
めちゃくちゃ似合ってました。笑
ポスターもどれも凝っていて、製作陣の愛を感じます。
一歩間違えると埼玉県民のみならず、
他の地域の方からも怒られかねないこの内容を
よくぞコメディに落とし込み、「郷土愛」をそそるものにしてくださいました。
全く関係ない関西人の私でもそう思えるから、
埼玉県民のみなさんはもっと楽しんでいらっしゃるのでは…と想像。
先日見た、「真夜中の弥次さん喜多さん」に通ずるものがある、
大変ラフで楽しめてしまう映画でした。
何も考えたくない時にぴったりだと思います！笑
映画のサントラは作業用BGMにぴったりである！
映画やドラマのサントラって、みなさん聴かれますか？
私は、割と好きな方。
趣味は偏っていますが、気に入った音楽が使われているものは、
Apple MusicやAmazonで探して聴いたりしています。
そしてこれがまた、作業用として流しっぱなしにするのにピッタリなんです。
基本的に歌詞がない、インストゥルメンタルばかりなので
変に思考が引っ張られないし、集中できる傾向にある気がします。
私は特に、盛り上げてくれる系の音楽が好きな様で、
特にテンションが上がるという相乗効果が。笑
という訳で、お気に入りのサントラをまとめてみます。
マッド・マックス 怒りのデスロード
強烈なヒットを飛ばした「マッド・マックス 怒りのデスロード」。
もちろん映画も大好きです。
メインテーマっぽくよく使われているのが、この「Brother In Arms」。
Mad Max: Fury Road OST - Brothers In Arms [HQ]
テンション上がらない訳ないでしょう！笑
バリバリ、タスクをこなしたい時などにピッタリです。
因みに収録曲は、どれもマッド・マックスの世界観ゴリゴリで
全体的にテンションがあがります。
映画版「カイジ」シリーズ
最新作が公開中の「カイジ」シリーズ。
１からずっと使われている、メインテーマとエンドテーマがあります。
この映画の性質もあると思うんですが、このメインテーマとエンドテーマ、
めちゃめちゃテンションが上がるんですよね…
「やったるで！」という気持ちになれる。笑
第３作のサントラももう発売されています。
インセプション
ああ、懐かしい。これも映画大好きでした。
トレイラーでも使われていた「Dream Is Collapsing」は特に好きです。
インセプションの世界観が濃いめに出ている感じが好みなのかなあ。
Hans Zimmer - Dream Is Collapsing (Official Audio)
やっぱり、ハンス・ジマーはすごいです。
この人が作った曲は、大体テンション上がるし、
何よりその映画のシーンがパッと思い出せる印象の強さもある。
天才とはこういう事か、と思いますね。
「ミッション：インポッシブル」シリーズ
知らない人はいないのでは？というくらい有名なこのテーマ曲。
映画版では、シリーズを追うごとにちょっとずつアレンジが加えられているのです。
Mission: Impossible Fallout Theme [Extended] by Lorne Balfe
残念なのは、曲自体が短い事…
作業終わる前に曲が終わってしまいます。笑
私のお気に入りは、貼った動画と同じ６の大幅アレンジが入っているテーマ曲。
「デットプール」シリーズ
映画も大好きな、「デットプール」シリーズ。
これは、インストゥルメンタルというよりはゴリゴリのHIPHOP系や
既存のポップスなども入っているのですが、
良い感じにテンションを上げてくれるラインナップなのでお気に入りです。
DEADPOOL RAP | TEAMHEADKICK (Lyrics)
やっぱりメインテーマが好き。笑
２の主題歌だった、セリーヌ・ディオンの「Ashes」も良い曲でしたねえ。
お気に入りの映画のサントラなど、ぜひぜひ機会があったら聴いてみてください。
今回はだいぶ偏った趣味がバレるラインナップとなりましたが（笑）
「アメリ」などのヨーロッパ系の映画や
ミュージカル映画のサントラも聴いていて楽しいですよ！
七つの会議
2019年 日本
監督：福澤克雄
出演：野村萬斎、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、他
公開時にも見たいな〜と思っていたのですが、
いつものごとく逃しまして。
WOWOW様の放送のお陰で鑑賞できました。
半沢直樹でも一大ブームを巻き起こした、池井戸潤原作の「七つの会議」。
池井戸さんがすごいのは、
実際にはさすがにありえないだろう…という事を、
ちゃんと現実的なエンタメとして描いてくれるところ。
もちろん監督のパワーもありますが、原作の力は強いですよねえ。
メーカーの不正、上からのプレッシャー、過度なノルマ、
残念ながら他人事ではなく、
どこかの企業では今も行われているのかもしれない、
と思わせる様な描写にはドキドキしました。
私たちだって、あそこまでプレッシャーはかけられなくても
ノルマはあるし、未達だった場合の問答はある訳で…
悪に立ち向かう小市民、という描き方が好きでした。
現実なら、八角の様な社員は、何言っても信用してもらえないと思いますが…笑
役者さんたちはさすが！という感じの人ばかり集まっていて
それだけでも見ていて楽しかった。
というか、使い方が豪華すぎません？！
土屋太鳳ちゃん、溝端淳平さん、役所広司さんあたりの使い方が贅沢すぎて…
音尾さんと太鳳ちゃん。まさかのキャスティングでした。
あと、愛する橋本さとしさんもちょっぴりだけど出ていました。
嬉しい。
この３人が、最終的には探偵になって色々と調べていく訳ですが。
ぐうたら社員からの、正義に燃える男！な野村萬斎さん、かっこよかったですねえ。
やっぱり異常に姿勢が良いし、１人立ち姿が圧倒的でしたけど（笑）
その感じがちょっと不気味に見えるというか、
ミッチーはやっぱりミッチー。
演じるキャラクターによってはあんまりピンと来ない事もあるけど、
今回のミッチーは良い感じでした。
それから、普通の女性社員だったはずの朝倉あきさん。
全く存じ上げなかったんですが、とてもリアルで素敵なお芝居だったと思います。
良い意味で、存在感がないというか、
本当にこういう女性社員いるよなあ…という感じでした。
この２人と、野村萬斎さんが同時にスクリーンに写っているって
すごいよなあ…としみじみしてしまったり。
片岡愛之助さんは、もともと嫌味っぽい役が似合うと思っていたので
前半はかなり良い感じでした。
後半のボロボロになった姿も良かったと思います。
香川照之さんは安定ですよねえ…
あの「震え」の演技は、誰でも出来るもんじゃないでしょう。
凄すぎる…
あと、最後の最後の方、香川さん演じる北川が「ねじ」を見つけるシーン、
見つける前に、八角を追いかけてソファにぶつかる訳ですよ。
私、これ本気ミスだと思ったんですよね…
ミスったけど、そのまま使ってるパターンかなと…
そしたら、ぶつかるのも脚本に組み込まれている訳じゃないですか。
いや、天才か、香川照之。
この人の芝居は、「ナチュラル」ではないんだけど、
「現実にもいるよねえ」のギリッギリのところまで
オーバーにしている感じがあって、
どこまで計算しているんだろう…と毎回気になります。
最近、同じ様な役が続いてしまっていますが、
やっぱり何やってもぴったりハマるのは、天才だなあと思います。
そして！語らずして終われない、藤森慎吾さん！
あなた、そんなに芝居できるんか〜い！
素晴らしかったと思います。
いるいる、こういう嫌味っぽい、自分が有能だと思っている社員！笑
あの独特の声も相まって、嫌味っぽさ最高でした。
野村萬斎さんとやり合うシーンもありましたが、しっかり存在感ありました。
コメディアンのイメージが全然よぎらなくて、凄かったです。
こういうイヤ〜な役で、もっといっぱい映画出てほしいなあと思いました。
原作を読んでいた方は、映画版はあんまりしっくりきていない方も多かったり、
そもそもの作りのテンポが悪いという指摘も多々お見かけしますが、
私はやっぱり基本がミーハーなので、
こういう「オールスターキャスト大集合！」みたいな映画、大好きです。
ストーリーとしても、ワクワク出来て楽しめました。
真夜中の弥次さん喜多さん
2005年 日本
監督：宮藤官九郎
出演：長瀬智也、中村七之助、小池栄子、阿部サダヲ、他
２０２０年一発目の映画レビューがこれか…という。笑
いやでも、何も考えなくて良い映画でボケッと見るにはぴったりなのでは？
というか考えたら負けという意見も…笑
江戸に住む、弥次さんとヤク中の喜多さんカップルが、
薬断ちをする為に、お伊勢さんを目指す…というのがざっくりしたストーリーな訳ですが。
そこまクドカン、そう簡単にお伊勢さんにはたどり着けないし、
もちろん江戸という時代背景など基本的に無視。笑
彼の思う「おもろい！」を全部ごっちゃまぜにしたという感じです。
またキャストが妙に豪華なのも笑えます。
長瀬さんはコメディもやっていますし、バラエティ番組のイメージもあるので
まだ納得できますが、
問題は中村七之助さんですよ。
歌舞伎役者にそこまでやらすか…という恐怖さえ感じる。笑
なんだったら、後半に父・中村勘三郎まで出てきて
ハチャメチャやらせてるから驚く。
ここまできたから、勘九郎も出て欲しかったですねえ…笑
他にも、クドカンファミリーと言っても良いメンバーも多々。
阿部サダヲ、皆川猿時、松尾スズキ、古田新太なども出演していますし
小池栄子、麻生久美子、柄本佑、生瀬勝久、森下愛子、大森南朋、などなど
豪華な俳優陣を、ちょこっとしか使わないという強烈な贅沢。笑
竹内力も出演されていました。
どっちかっていうと、
「あの役者さんがこんな事を！」という楽しみ方をする映画ですかねえ…
妙にクセになるというか、何回か見ていますが、
何も考えなくて良いのがいいんですよねえ。
（eiga.comではめっちゃ評判悪いですけどね。笑）
古い映画なので、写真は全然見つかりませんでしたが、
「あの人のこんなところ見てみたい」という方は
ぜひビール片手に楽しんでみてください！
気になる新作映画／2020年1月公開分
今月は見たい映画がたくさんあります…
- エクストリーム・ジョブ
- 虐待の証明
- ロングショット 僕と彼女のありえない恋
- カイジ ファイナルゲーム
- パラサイト 半地下の家族
- マザーレス・ブルックリン
- フォードvsフェラーリ
- シグナル１００
- リチャード・ジュエル
エクストリーム・ジョブ
最近、韓国映画推しなので。
コメディはあんまり見た事ないですが、プロットが面白そう。
虐待の証明
こちらは、韓国お得意の「実話をもとにしました」系の重め映画。
しんどそうですが…
主演のハン・ジミンが、前見た時も素敵だったので。
ロングショット 僕と彼女のありえない恋
話は別段、面白そう！って訳ではないんですが…
シャーリーズ・セロンが、久々に持ち前の美貌を全面に出していそうなので。
ポスターの時点で既に美しいですね…
カイジ ファイナルゲーム
漫画から大好きなカイジシリーズ。
福本伸行先生監修での完全新作という事で、期待せずにはいられない！
藤原竜也さんはもちろん、
吉田鋼太郎さんが敵役ってのも良いですねえ…
藤原竜也さんとは、蜷川さんつながりで
シェイクスピアなどたくさん共演されているので安心のタッグです。
予告編では、私が苦手な福士蒼汰さんがずいぶんハジけていて、
これもまたおや？どうした？と思って楽しみにしています。
パラサイト 半地下の家族
こちらも韓国ノワール感漂う作品。
題材が良いですね。
あんまりグロくないといいんですが…笑
マザーレス・ブルックリン
ブルースウィリス！新作！！！
しかもスーツにハットで、かっこいいじゃないですか〜！！
それだけで見に行きます。笑
フォードvsフェラーリ
クリスチャン・ベイルとマット・デイモンという意外な組み合わせ。
私、実はクリスチャン・ベイルも推しなので、
久々の太っていないベイル、楽しみです。笑
シグナル１００
LINE漫画で冒頭をチラッと読みました。（無料だったので）
アイデアはなかなか面白いな〜くらいで気に留めていなかったんですが
原作で冴えない教師だったキャラクターが、
まさかの中村獅童さんが演じると聞いて、俄然興味わいてきました。
橋本環奈さんも器用な方のイメージがあるので
もしかしたら面白いかも？
1/2追記！
リチャード・ジュエル
全くノーマークでした…
お正月にテレビでCMを見て、かなり興味が湧きました。
最近、イーストウッドはノンフィクション系に凝っているんでしょうか。
「１５時１７分、パリ行き」もかなり良かったので、
これにも期待。
主演のポール・ウォルター・ハウザーは「アイ、トーニャ」にも出ていた
あのヤバイ友達をやっていた方。
とても存在感がある方だったので、それも期待ポイント。
そして何より、ジョン・ハムが出ているから〜！笑
今月は、ブルース・ウィリスの「マザーレス・ブルックリン」だけでも
映画館で見たいなあ、と思っています。
ほんと、最近映画館に行かなさすぎて…
初速が大事という事で、今月はぜひとも時間を見つけて行きたいです。
2019年 映画鑑賞記録
今年はなんと一度も劇場に行っていません…
いやあ、こんなんで映画好きと名乗って良いのでしょうか…
WOWOWやオンデマンドサービスって便利だし大好きですが
引きこもりに拍車がかかりますね…笑
- セックス・アンド・ザ・シティ２
- キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
- ウルフ・オブ・ウォール・ストリート
- バトルシップ
- 不能犯
- 万引き家族
- １５時１７分、パリ行き
- 真田十勇士
- オブリビオン
- コンスタンティン
- ダイ・ハード３
- オーシャンズ１１
- ミッション：インポッシブル
- M:I-2
- M:I-3
- ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル
- ミッション：インポッシブル／ローグ・ネイション
- ブリッツ
- フェイス／オフ
- ジョン・ウィック チャプター２
- ヴェノム
- レ・ミゼラブル
- MEG ザ・モンスター
- SUNNY 強い気持ち・強い愛
- 累 かさね
- センセイ君主
- serch／サーチ
- ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島
- バトルフロント
- ベイビー・ドライバー
- バッド・ジーニアス 危険な天才たち
- 僕のワンダフル・ライフ
- 千と千尋の神隠し
- RED／レッド
- REDリターンズ
- ゲット・アウト
- ミッション：インポッシブル／フォールアウト
- THE有頂天ホテル
- ザ・マジックアワー
- クワイエット・プレイス
- チャーリーズ・エンジェル
- チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
- セントラル・インテリジェンス
- １６ブロック
- トレインスポッティング
- フィフス・エレメント
- ANNIE アニー
- アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル
- ハリー・ポッターと賢者の石
- ハリー・ポッターと秘密の部屋
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- プーと大人になった僕
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
- デス・ウィッシュ
- 来る
- 目撃者
- ボヘミアン・ラプソディ
- アンブレイカブル
- ミスター・ガラス
- 孤狼の血
- タリーと私の秘密の時間
- マスカレード・ホテル
- KUBO／クボ 二本の弦の秘密
- 帰ってきたヒトラー
- 真夜中の弥次さん喜多さん
- 七つの会議
年間、６８本。
全然みてないな〜！
しかも半分以上が過去にみた事ある作品ばっかりという体たらく。
なんでしょうね？
映画見るぞ！という気持ちは強いんですけど、
いざ見れる環境にあっても別の事しちゃったりして…
来年は新作も含めて、もっといっぱい映画が見れるといいな！
KUBO クボ 二本の弦の秘密
Kubo and the Two Strings
2016年 アメリカ
監督：トラビス・ナイト
出演：アート・パーキンソン、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、ルーニー・マーラ、レイフ・ファインズ、他
公開当時から、見よう見ようと思って随分時間が経ってしまいました。
もっと早く見れば良かった…！
舞台はなんと日本。
魔法の三味線と折り紙の力を持った少年クボが、
自分を狙う一族の長との戦いに挑む…というのがざっくりしたストーリー。
途中、桃太郎よろしく、サルとクワガタが仲間になったり、
やったら怖い能面の叔母が襲ってきたりする訳です。
ストップモーションアニメって、私大好きなんですけど、
やっぱり見るたびに思うのが、その制作時間。
クオリティが上がり、動きが滑らかになればなるほど、
強烈な時間がかかっている訳で…
そういう意味では、この映画は冒頭から見ているだけでゾッとしました。
どれだけ時間をかけたのか、というのはネットにも掲載されておりまして、
こんな感じだそうです。
- 総制作期間：94週
- 総作業時間：1,149,015時間
- 1週間で制作される尺の平均：3.31秒
- 総コマ数：133,096コマ
- クボの人形の数：30体
- クボの表情の数：4,800万通り
- サルの表情の数 ：3,000万通り
- 一つのカットで使われた顔の最大個数：408個
- 使われた綿棒の総数：177,187本
- 巨大骸骨の身長：4.9メートル（ストップモーションアニメ史上最大らしい！）
- 折り紙でできた小さなハンゾーの大きさ：5センチ（ライカ作品中で最小）
- 落ち葉の船に使われたカラーペーパーの数：250,000枚
- 落ち葉の船のシーンの撮影期間 ：19ヶ月
- 骸骨の大広間で使われた1枚のタイルに色をつけるのにかかった時間：75分
（総タイル数380枚）
数字にしてもピンと来ない…という方は、メイキングをどうぞ。
『KUBO／クボ 二本の弦の秘密』スタジオライカ メイキング映像特別公開！
あ〜見ているだけで目眩が…笑
それだけ時間をかけたのが納得の動きで、
正直ほんとにストップモーションか…？と思うくらいスムースで滑らか。
前述した落ち葉の船のシーンなんて、湖の上なので結構ずっと動いている訳ですよ。
それ、毎回１つ１つ調節していると思うと…
ストーリーとしても、比較的分かりやすくて、
日本人は特に馴染みのある景色も相まって入り込みやすかったです。
親子愛、勇気、勧善懲悪で終わらない人の優しさ、
なんだかほっこりする様な、少し寂しくなる様な物語でした。
103分という短さもちょうど良かったですね。
If you must blink, do it now.
（瞬きするなら、今のうちだ）
というセリフが何度か登場しますが、映画そのものに対しても言える言葉で
とても印象的かつ、カッコ良かったです。
ほんとに、ちょっと目を話した隙にがらりとシーンや動きが変わっているので
見ていてずっとワクワクできました。
クボ役のアラン・パーキンソンは全く存じ上げないんですが、
ちょっと寂しげな、でも勇気のあるクボ少年によく似合っていて、素敵でした。
サルを演じたのは、シャーリーズ・セロン。
妙に色っぽいサルでしたが、強気な感じがかっこよかった…
優しいんですよねえ、サル。
クワガタはマシュー・マコノヒー。
この人、声に特徴がありすぎて完全のマコノヒーでしたけど、良いの？笑
でもちょっと軽くて、おちゃらけた感じにはぴったりだったかも。
闇の姉妹には、ルーニー・マーラ。
この人、私の中では怪しい感じのイメージがすっかりついていますが…
やっぱり似合う！
月の帝はレイフ・ファインズ。
名前を言ってはいけないあの人かな？笑
貫禄というか、重厚感がありますね…
他にも日系俳優がたくさん参加していて、また嬉しいポイント。
監督含む制作陣が「日本」に対して愛を持って、
丁寧に丁寧に作ろうとしてくれていた感じがします。
日本人としては有難い限りですよねえ…
そして、エンドロールが大変良かった…！
ビートルズの「While My Guiter Gently Weeps」をカバーしていて
またこの曲が、劇中の雰囲気によく合っているんです。
映像も、劇中のストップモーションとは違い
アニメーションで劇中の良いシーンをええ感じにまとめてくれているのが
見ていて楽しい！
キャストの名前の出し方も好みです。
後半には、劇中に登場する大髑髏の制作シーンが写るんですが。
これがまたすごい…
でかすぎて、機械で動かしてるもんな…半端ないわ…
いやあ、ほんとに良い映画を見た！
吹き替え版も評判が良いので、今度見てみようかと思います。
